ラグビー関係者の浄財と勤労で建設
秩父宮ラグビー場の建て替えに反対しているのは、ラグビー元日本代表の平尾剛氏(神戸親和女大教授)だ。ホワイティング氏と同様、オンラインで署名を集める平尾氏は、伝統のラグビー場が屋内施設となり、人工芝が敷かれることに対して、次のように異議を唱える。
「ライブ会場にもなり、バスケットボールの試合も、アイスショーまでできる。北側スタンド席側に大きなスクリーンが設置される。確かに何にでも使えて便利で、効率的だが、そのような施設を『ラグビーの聖地』と呼べるのか。巨額の費用をかけて新施設を造らずとも、現在の秩父宮を改修するべき」
収容観客数も2万5000人から4割少ない1万5000人に減らされる。
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